百瀬 公人

百瀬 公人
教员氏名 百瀬 公人
职名 教授
所属 理学疗法学専攻
経歴 信州大学医疗技术短期大学部卒业
理学療法士免許取得 放送大学教養学部卒業 東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻修了(博士?障害科学) 2004年保健学科理学疗法学専攻着任

目标とする理学疗法士:临床に还元できる研究を行う理学疗法士

理学疗法の基础として人の动きを解析する分野があります。私の研究室では叁次元解析装置や床反力计、加速度计、ジャイロセンサーを用いて人の动きを客観的数値としてとらえ、なぜ、人の动きが効率的なのか等を力学の视点も含めて研究を行っています。
また、临床的観点としては理学疗法の治疗効果の検証を身体活动量の観点からとらえることを始めとして、基础として明らかにした加速度计などの评価方法を用いて応用することにも取り组んでいます。さらに、根拠に基づいた治疗を行うため次の研究も行います。评価から治疗内容を决定する过程を明らかにし、评価结果に基づき治疗を行った时の効果の検証も行っています。
立ち上がり動作.JPG
立ち上がり动作は日常で频繁に行われる动作で、人は自然に効率の良い动作速度を选択しているが、なぜその速度に决まるのだろうか。

研究から広がる未来
人の动きを客観的に计测できるようになることで、人の动きが理解できるようになります。それは正常な运动机能を持つ人だけではなく、障害を持った人の动きに対しても同様のことができます。これらのことを踏まえて、理学疗法及び医疗としての治疗を考えることで、あらゆる状态の病気や、障害を持って苦しんでいる方々への手助けとなる新しい方法を発展することができると考えています。
遅い起立.JPG 速い起立.JPG
筋トルクの角力积は遅い起立で大きくなり、速い起立で小さい。逆に相互作用トルクの角力积は遅い起立で小さくなり、速い起立で大きくなる。従って、快适速度の起立がちょうどよい。

卒业后の未来像
理学疗法学専攻を希望する皆さんは、臨床現場で働く理学療法士を想像していますよね。しかし、臨床現場の理学療法は、まだ根拠が十分に明らかにされておりません。患者さんに根拠に基づいた治療を行うためにも大学院に進学して研究する力を付けましょう。
結果.JPG ハンドヘルドダイナモメーターによる下肢筋力測定.JPG
ハンドヘルドダイナモメーターによる下肢筋力测定では大腿と体干の固定を行わないと筋力が有意に低く评価されてしまう