佐藤 正彬

佐藤 正彬
教员氏名 佐藤 正彬
职名 助教
所属 作业疗法学専攻
経歴 信州大学医学部保健学科を卒业
上伊那生协病院、信州大学医学部附属病院での勤务を経て、2016年4月より本学に着任
信州大学大学院総合医理工学研究科博士课程修了

循环器患者の健康的な生活の実现
ー循环器领域における作业疗法研究ー

心疾患は日本人の死因别死亡率の第2位を占めています。中でも心不全は心疾患の终末像とも呼ばれ、患者数は今后も増加の一途をたどり、2035年までに130万人に达すると言われています。近年、社会の高齢化に伴い虚弱な高齢心疾患患者が増加倾向にあり、循环器の问题だけでなく精神机能や认知机能の低下を有する方も少なくありません。认知机能障害を併存する患者は、薬の自己管理など、自身での体调管理が困难になる场合が多く、それが病状を悪化させる原因の一つとなります。佐藤研究室では、多様化する心疾患患者の病态と生活机能の関係を明らかにし、心疾患患者の长期にわたる健康的な生活の実现に向けた新たな作业疗法介入の开発を目指していきたいと考えています。
新たな作業療法介入の確立
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循环器疾患を抱えながらも畑仕事や家事を遂行する80代后半女性。
服薬は自己管理し、日々活动的で健康的な生活を送っている。
研究から広がる未来
リハビリテーションの対象となる循环器疾患の患者は増加倾向にあり、作业疗法士も心臓リハビリテーションチームの一员として役割を果たしていくことが求められています。循环器疾患に併存する认知机能や精神机能の障害と生活机能の関係性を明らかにすることで、临床の现场において循环器疾患の身体机能障害だけでなく、精神や认知机能の障害を捉えた上での包括的な生活支援を展开することができます。
作業療法の様子.JPG 心疾患に対する研究チーム.JPG
信州大学医学部附属病院の疗法士と协力し、多职种で构成されるチームで心疾患の患者さんに対する临床や研究を行っている。
上図:作业疗法の様子
下図:心臓手术后患者の床上动作练习の一场面
卒业后の未来像
作业疗法士は医疗机関から地域?行政など幅広い分野で活跃しています。どの分野においても、日顷から疑问を持ち、それを解决していくプロセスが重要です。患者さんの生活を幸せなものにするために、自身の努力を惜しまない职业人を目指していきましょう。